建築施工管理技士Kです。

今回ご紹介するのは、防水・外壁の改修の工事をさせていただいた物件です。
工事を進めている最中、お客様より電気室・機械室の扉が閉まらないとご相談があり、
かぶせ工法を提案し採用いただきました。

外部にある鉄扉で、特に扉の下部がひどく錆びて膨張してしまっており扉が閉まらなくなっていました。
建具取替の場合、既設の建具枠を撤去する際にコンクリートを斫り、新しい建具を取付けてから壁を復旧するために左官工事が必要で、大きな騒音が発生することや工期が多少かかってしまいます。
そのため、扉のサイズが数センチ小さくはなってしまいますが、既設の建具枠を撤去せずに施工でき、騒音の発生も少ないかぶせ工法を提案しました。、結果お客様の要望に応えることができる工法であったようで採用していただきました。

物件の状況に合わせて、最適な工法提案を行うことができたと思います。

もしご自身の建物外部に鉄扉がある場合には、一度点検されることをお勧めします。
また建物の劣化が気になる際には、お気軽に棚田建材までお問い合わせください。