「2024年6月インタビュー実施」

未経験でも気持ち次第

棚田建材の存在を知ったのは、前職の自衛隊で開かれた合同企業説明会です。当初は第五希望くらいの位置づけだったのですが、実際に働いている自衛隊のOBと直接話せたことで一気に親近感が湧いたんです。そのとき、建築業界未経験でもチャレンジできて成長していけると聞いたことで、気持ちが固まりました。
ある程度覚悟して入ったものの、３ヶ月ほどはわからないことが多過ぎて、この仕事は向いていないんじゃないかと感じたこともあります。ただ毎日いっぱいいっぱいになりながらでも、必死にやっていくうちに、工事の流れが少しずつ把握できてくると、仕事の楽しさもわかってきました。
真っ先に思い出すのは、入社半年後くらいに一人で任せてもらえた浄水場の現場です。自分からやりたいと言って割り振ってもらった仕事なのですが、小さい現場ながら、一人で最初から最後まで問題なくやり遂げられたことに達成感を感じました。
今は、新たな挑戦として施工管理職の業務にも取り組んでいます。今後は現場の技術を極めるのか、施工管理でキャリアを積むのか、その２つの道がありますが、施工管理の仕事も向き合ったうえで、自分に合ったキャリアを選びたいと思っています。
ある意味怖いもの知らずなのかもしれませんが、知らないからこそ思い切って飛び込めるところはありますよね。自衛隊では恐怖心を感じる状況に慣らす訓練もしていたので、そこで鍛えられたところもあるかもしれません。とにかく未知の領域にも飛び込んでいくことで成長できるし、世界も広がると思います。

目標は、頑張る理由になる

基本的に上からの命令に従っていた自衛隊時代と比べて、裁量が大きく、自分で考えて動ける幅が広い今の仕事の方が性に合っていると思います。自衛隊時代にも自分なりにトレーニングプログラムを組んで、段階を踏みながら限界値を上げていた経験は、工事の工程を組んで段取りを考える今の仕事にも活きています。
僕は明確な目標を設定して、それを達成するために頑張るのが好きというか、むしろ目標がなければ頑張れないタイプの人間です。今は建築施工管理技士の資格を取るために勉強しているのですが、それも頑張る理由が欲しくてやっているところもあるんですよね。

プライベートは何をしている？

もともとは体を動かしたい性質なので、以前はスポーツをしたりキャンプをしたりとアクティブに過ごしていましたが、今は妻が子どもの出産を控えているので、休日は一緒に過ごしてサポートしています。