入社を決めた一本の電話
「身体を動かす仕事をしたい」とリクエストを出した僕に、大学のキャリアセンターから紹介された会社のひとつが棚田建材。後日、大学での企業説明会に採用担当の方が来ると聞いてエントリーしていたのですが、当日、事情があって開始時刻に間に合わなかったんです。途中から入るのも何だし、また別の会社を探せばいいか……と諦めていたところに、わざわざ電話をいただいて。結局、その縁がきっかけで入社を決めました。
5年目の成長
入社前に採用担当の方から「体力的にかなり大変な仕事」だと聞かされていたのですが、野球をやっていたこともあってか、それほどしんどさを感じたことはありません。
5年目になり、一人で現場に行くようになってからは、重い責任を背負っているんだと感じることが増えましたね。チームで仕事をしているときは早く一人で仕事をしたかったのですが、いざ一人でやってみるとチームでやる方が好きだと実感。みんなとうまくやろうという気持ちも芽生えました。
評価はおのずとついてくる
僕はあまり、人にどう思われているかを気にしません。自分がいい仕事をすることに集中すれば、評価はおのずとついてくると信じているからです。こだわりが強すぎるのかもしれませんが、自分が今の仕事(塗膜防水)を極めたと思えるまでは、別の工法をやるなんて、考えられないほどです。
今後の課題は、たとえお客様相手でも「言うべきときは言う」こと。言われるがまま、黙々と仕事をこなすだけではダメなときもありますから・・・。でも、まだ自分の技術に確固たる自信がないので、強気になれないところがある。だからこそよけいに、文句を言わせない仕事をしたいと強く思うんです。
※インタビューを実施した2020年当時の内容と役職です。