インターンに参加して入社を決めた

身体を動かす仕事をしたいという漠然としたビジョンを持って、会社説明会に参加したときに出会ったのが棚田建材。「現場での仕事は実際にやってみないとわからないと思うから、まずはインターンに参加してほしい」という説明もあって、2日間のインターンを経験。実際の作業はほとんどしていないのですが、防水工事の施工の仕事はおもしろそうだし、先輩たちがかっこいいなと思ったことが入社の決め手になりました。

いい意味で裏切られたイメージ

ずっとスポーツ(ハンドボール)をやってきたので、体力面では自信があったのですが、
作業の意図がわからず、使ったことがない道具ばかりだったので、最初は戸惑うことが多かったですね。でも、先輩にバックアップしてもらいながら、「自分でやる」「数をこなす」「わからないことがあればすぐに聞く」の3つをひたすら繰り返して、身体に覚え込ませていくうちに、その“壁”はいつの間にか乗り越えていました。この会社に入って意外だったのは、まわりがいい人ばかりだということ。建設業界の人は、みんな、いかつくて怖いんじゃないかと内心ビビっていたのですが(笑)、全然そんなことはなかった。年配の方も若い方も教え方がやさしいので、上下関係がさほど厳しくない世界で育ってきた身には溶け込みやすかったですね。

後輩の成長を見るのも楽しい

今は、姫路営業所 施工技術グループのリーダーとして、現場で仕事をしつつ、メンバーの割り振りをしたり、会社の方針をみんなと共有したり。あとは、採用面接にも立ち会っています。後輩の成長を見ると、入社から数年も経てば人はこんなに変わるんだ、とうれしくなります。今年の4月に、インターンに参加した大学の後輩が新卒で入ってきてくれるのも楽しみのひとつ。
自身としては、「多能工を目指す」という施工技術グループの方針もあるので、別の工法にも取り組んで幅を広げつつも、これだけは誰にも負けないと言える得意分野を作っていきたいですね。いずれはウレタン防水での1級防水施工技能士の資格(7年以上の実務経験が受験資格)を取って、“一人前の証”を得ることが目標です。

※インタビューを実施した2020年当時の内容と役職です。