若くても看板を背負っている
学生時代は人見知りで、知らない人に自分から話しかけることなど絶対になかった僕にとって、この仕事の最初の壁は、人と話す機会がたくさんあることでした(笑)
現場監督や職人さんなど、年上の人も多く、電話か対面かを問わず、人と話すことが単純に嫌だったんです。でも否応なしに話す機会が次から次へと訪れたことで、2年目頃からは慣れてきて、人と話す苦手意識もなくなりましたね。
ひと言で言うと、棚田建材は早い段階からいろんなことを任せてくれる会社です。
1,2年目であっても、プロとして対応することを求められるので、厳しい面もありますが、成長できる環境だと思います。実際に現場で「そんな若いのに防水工事がわかるんか」と言われたこともありますし、会社の看板を背負っている感覚はおのずと芽生えました。仕事を「やらされる」のではなく「任せてもらってる」と捉えているので、投げ出したいと思ったことはありません。
小学校1年のときから今まで、18年間ずっとサッカーを続けているのですが、体育会系の部活で、精神的に鍛えられたことも今に生きているでしょうね。
間違っていてもいい。まずは自分で考える
今年から1年目の後輩が直属の部下となり、その育成に携わっています。心がけているのは「自分で考えてもらう」こと。
何か質問をされたとき、ただ答えを教えるだけなら成長につながらないので、答えるより先に「自分にとっての正解は何か」を訊くようにしています。今はその部下を連れて一緒に現場に行き、少しずつ仕事を任せている段階です。
お客さんから彼に直接電話がかかると、認められた証だと感じてうれしくなりますね。
大学時代、サッカー部で副キャプテンを務め、全体を見る習慣がついたからか、自分が担当していない後輩のことも気になってしまうので、報告、連絡、相談がちゃんとできているかなど、直属の部下を通して他のメンバーに確認することもありますね。
今後は、自分の部下をどんどん増やしていって、受けた仕事を自分のグループ内で完結できるようになりたいです。
プライベートは何をしている?
クラブチームに所属し、毎週日曜日に試合をしています。
妻もサッカーをしているので、土曜日は妻の練習についていくことも。サッカーを通じて、いろんな人と知り合えるのが楽しいですね。
※インタビューを実施した2020年当時の内容と役職です。