塗装工事
塗装には美観のほか、雨水や汚れから建物を守るという役割もあります。外壁の劣化が進み下地との接着力が落ちると塗装が剥がれ、その部分から侵入した雨水などがコンクリートを徐々に傷めていきます。
また、扉や外部階段、手すりなどに使用されることの多い鉄部は年数が経過すると錆びが発生し、見た目や耐久性に問題を引き起こします。錆が発生している箇所はサンドペーパーやワイヤーブラシなどを使って丁寧に錆びを落とし、塗装を重ねてしっかり保護をすることで、見た目と耐久性の両方が改善します。
外壁塗装
外壁塗装に使われる塗料は「アクリル樹脂系塗料」「ウレタン樹脂系塗料」「シリコン樹脂系塗料」「フッ素樹脂系塗料」の4種類に分けられ、一般的にはウレタン樹脂系塗料とシリコン樹脂系塗料が多く選ばれます。性能と予算に合わせて材料、工法を選定します。
Before
After
鉄部塗装
鉄部塗装は、一般的に5~6年で塗替えを実施するのが望ましいと言われています。しかし重要なのは、期間を目安とするのではなく、劣化状態や使用状況に応じた塗替えを行い、錆びが出る前に塗り替えを行えば、鉄部の寿命を延ばすことが可能となります。
Before
After
セラミRC-FR工法
セラミRC-FR工法は、打放しコンクリートの素材感、質感を独自のファンデーション塗装で復旧する新しいコンクリート保護工法です。中塗り、上塗り塗料(クリヤー)にはアクリルシリコン樹脂を採用しており、耐候性に優れるとともに、コンクリートの中性化を抑制します。また、下塗りから上塗りまでオール水性塗料、ローラー施工が可能で、現場作業性、安全性に優れています。