ロジスティクス部所属のMです。

最近、業務効率化や新しい可能性を広げる為に、AI関連の勉強を始めました。写真は最近購入した書籍です!約500ページの大ボリュームですが、RAGやAIエージェントの仕組みや実践方法がしっかり解説されており、とても勉強になります。

さて、今回はこの「RAG」と「AIエージェント」について、少しお話ししたいと思います。

RAGとは?
RAG(Retrieval-Augmented Generation)とは、AIが外部の情報を検索し、それをもとに回答を生成する技術のことです。
従来のAIは学習済みのデータに基づいて答えるのが主流でしたが、RAGは企業内データベースやWeb情報をリアルタイムで参照することで、より正確で最新の回答が可能になります。

例えば、以下のような活用が期待できます

 ・社内規則や社内ルール等社内データを利用した問い合わせ対応
 ・テンプレートを使った契約書等の書類自動作成。
 ・過去の事例やマニュアルを参照し、問題解決に役立つ情報を提供
 ・過去の安全データを活用し、リスク箇所の特定と対応支援

AIエージェントとは?
AIエージェントは、目標を設定すると、自律的に計画を立てて実行してくれるAIシステムです。
RAGや生成AIと異なり、人間が細かい指示を出さなくても、目標設定だけ行えば、情報収集から計画立案、タスクの実行、目標達成まで進めてくれる点が特徴です。

例えば、以下のような活用が期待されます

 ・プロジェクトのスケジュール最適化
 ・作業員や資材等の配置効率化
 ・危険箇所の検知と改善箇所
 ・リアルタイムでのデータ分析

RAGは情報の検索と生成に優れた技術で、AIエージェントは目標達成のための自律的な行動を可能にします。2025年以降はAIエージェントの発展が期待され、各社より色々なAIエージェントが発表されることが予想されます。どのようなAIエージェントが出てくるか、楽しみですね。

最近はこのようなAI技術を学びながら、「業務にどう活用できるか」を考えるのがとても楽しいです。引き続き学びを深め、実際の業務にAIを取り入れていきたいと思っています!

棚田建材M