広報を担当しているKです。
今回は数カ月に一回更新している社内報をご紹介しようと思います。

業務の範囲を超えて輝いている人をとりあげたり、「よし、頑張ろう!」っと刺激をもらえるような場所に、と始まった社内報ですが、毎回取り上げるこちらが元気をもらっています。

そこで8月初めに公開した最新の社内報では、営業・施工管理職のSさんと補佐として施工技術職のHさんがタッグを組み工事管理にあたった 某マンション大規模修繕工事に注目。工事管理と施工技術と違った場面で活躍していたお二人がどのように工事を進めたのか、また当工事から学んだことなども語っていただいた中の一部をご紹介いたします。

実際のインタビュー記事

1軒1軒がオーナー様

(Sさん)

本工事についてはプレゼン、事前の工事説明会から関わらせていただきました。工事ではお客様からすると私が責任者。そこは「若いけれど任せられる」と思っていただけるように気を引き締めて臨みました。

上長、先輩方やロジスティクス部の皆さんのご協力もあり、無事工事が決まった時は、「ホッ」と安心したと同時に「この現場ではどんなストーリーになるかな、、、」と、ワクワクした気持ちになったのを覚えております。

マンションの大規模修繕工事は、ほぼ全ての作業で住人様が生活する中での作業となり、住人様の生活を第一優先とする作業環境となります。特に当工事のマンションは分譲住宅。そのため各住人様の工事に対しての向き合い方も違います。こちらとしても「1軒1軒がオーナー様」という気持ちで接していました。


工事では、どんな小さなことでもスピード感を持って真摯に対応することを心がけていました。例えば「塗装の匂いが気になる」という連絡が入った場合は、すぐに行って匂いの原因を探り、匂いが入る部分を封鎖→匂いの逃げ道を確保する、という対応を行いました。
そうすることで、「平日の出勤中、駐車していない時間は一時的に駐車スペースを利用していいよ」といったお声を頂けたり、結果的に工事が円滑に進む良い流れになったのだと思います。

技術職だけではわからなかった工事の背景

(Hさん)
「工事管理」というと、やっていることが難しそう、というイメージがありました。ですが結果的に、補佐として常駐管理をさせてもらい、とてもいい経験になり良かったと感じています。

今まで技術だけをやっているときは、知識としても防水工事のみに特化していました。
ただ、マンション全体を管理するとなると防水工事以外はもちろん、塗装などの知識も必要となります。当工事ではSさんの補佐として常駐しましたが、実際やってるところ見て聞いて学んだり、とすべてが勉強でした。
それだけでなく今までのように防水工事を残すところまで現場が進んだ状態で入るのとは違い、下地の補修班や、足場業者に入ってもらったりする過程も見ることができ、工事全体の背景がみえてとても学びになりました。

自主検査を行うSさん。

現場事務所で事務作業を行うHさん。

直接いただく「ありがとう」がやりがいになる

(Sさん)

大規模修繕工事での元請け業者として行う工事管理では、オーナー様であるエンドユーザーに近いため「ありがとう」が直接届くことがやりがいに繋がりました。

また経験が豊富な先輩のSさんも相談役として現場に来てくださりご教授頂ける状況であったので、個人としてもスキルアップが図れた現場でありました。ありがとうございました!

工事管理では施工計画を立て、自分の指示で工事を動かすことができます。天候もありますが都合も読みながら自分が見立てた通りに進み、カチッと歯車があったとき、何とも言えない達成感を感じられるこの仕事に面白さを感じています。

そのためには、顧客様、協力会社の方々、実際に施工をしてくださる職人の方々に自分の行動や言動が常に見られているという気持ちを忘れずに取り組むこと、ただ求めるだけではなく、こちらが出来る可能なことは提供し尽くすこと、を心がけております。そうすることで、自然と周りも同じベクトルに向いてくれたりするのだと思います。

(Hさん)

今は技術も管理も未熟で中途半端な状態ですが、これからちょっとずつでも成長出来たら、と思っています。目標は、先輩のMさんのように施工もできて管理もできる人になること。

いままでは直接住人様とお会いすることはなかったですが、マンション改修工事では住人様から挨拶してくださったり、「ありがとう」と飲み物をいただいたり、こういったことも「よし、頑張ろう」と思える要因の一つです。

施工前
施工後