建築施工管理技士のSです。
創業から70年以上、一貫して「防水の専門家集団」として数多くの建物を水から守ってきた棚田建材。今回は、兵庫県I市にある学校のプールを塩ビシートで改修した時のハナシです。

塩ビシート防水と言えば屋上の防水がまず頭に浮かびますが、プールの防水工事でもよく採用されます。
カラフルで綺麗に仕上がるので、学校側から「プール開きの時に子供たちの驚きや笑顔ですごく盛り上がりました」と連絡をいただいたりする時があり、防水の専門工事会社としてやりがいを感じる仕事の一つです。

施工前

コースラインは消えてしまい、プール槽とプールサイド共にコンクリートがむき出しで
裸足で歩くには痛そうだなあ、という状態でした。

【塩ビシート防水の施工】

水洗い後、塩ビシート防水を施工します。

プールは基本的に絶縁工法での施工となります。
接着工法とは違いシートの張り加減を微調整しながらの施工となり、職人の腕が鳴る作業の一つです!

【コースラインの施工】

コースラインも塩ビシートなので接着ではなく溶着することで強固に固定ができます。

【プールサイドの長尺シート施工】

まずは水溜まりができないよう左官工事で勾配を調整します。

マーキング
左官にて勾配調整
勾配調整完了
長尺シートの転圧

階段の施工

階段部分は子供が躓いてこけたりしないよう、段差部分が目立つように色を変えて施工します。

【施工完了】

施工前と比べるとカラフルで綺麗で安全なプールになりました。
裸足で歩いても大丈夫です!
子供達の笑顔が頭に浮かびます!

以上、今回はプールの防水改修工事をご紹介しました。

当社では防水工事だけでなく外壁の調査・診断から適切な補修・メンテナンスをご提案致します!
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