梅雨の気まぐれな天気に振りまわされている S です。
仕事柄、常に天気予報には敏感になります。
雨の日には作業が出来ない職種であることはもちろん、
作業前後の天気にも気をつけておかなければ、
大変なトラブルを起こしてしまうこともありますので・・・。
たとえば、防水工事を行う下地が
コンクリートやモルタル下地の場合。
降雨後数日は下地に水分が含浸するため、
乾燥期間を設けてから工事を行わなければなりません。
そのため、雨が止んで
今日のような晴れ間となっても
工事が出来ないことも多いのです。
特に梅雨期のように周期的な降雨に見舞われやすい時期は
判断が難しく、次の降雨を予想し
「乾燥状況が不充分やけど、工事してまうかっ!」
という、工程重視の判断をして、
数年後防水層表面に多数のフクレ現象が起こり、
補修をしなければならなくなる!
・・・そんな事例もあります。
改修工事で、既存の防水層を撤去しなければならない時は
さらに敏感になります。
既存防水層撤去~下地調整~新設防水層施工
という流れの中で、降雨があると、
もっとも恐れている雨漏りが発生する可能性があるからです。
私達は常にインターネット等で「週間天気予報」をチェックし、
車で移動している時もラジオで天気を確認しながら、
仕事の段取りを考え、調整しています。
ですので、このような週間天気予報になっていると、
休みの間も仕事のことが頭から離れず、
なかなか気が休まらない週末を過ごすことになります・・・。
(棚田建材 S)