ロジスティクス部アルバイト、
大阪大学経済学部4年のMです。
あまりにわずかでありますが、
昨年末より約3ヶ月ほどお世話になりました。
私自身、今春から某ゼネコン
(今世間で話題になっているK社です 汗)
で働くため、建設業についてより一層理解を
深めたいという思惑があり、
友人であり同じくロジスティクス部アルバイトのI君に
紹介してもらった次第です。
ちなみにI君とは卒業旅行に
一緒に行ったくらいに仲がいいです。
アルバイトながら大阪市内から阪神電車に揺られて
毎度50分かけて通勤するのは確かに楽なものでは
ありませんでしたが、終わってみればいい思い出ですし、
社会人になるにあたって通勤
(捉えようによっては痛勤と言うのでしょうか?笑)
のいい練習にもなったように思います。
さて、短期間ながら私が棚田建材で得たものについて、
振り返って述べたいと思います。
元々建設業に進む可能性を露ほども考えてはいませんでしたが、
そのスケール感や、多様な業種・業者が一致団結して
一つのものを作り上げるという点に魅了され、
志すようになり、幸運にもゼネコンへの就職が決まりました。
就職活動期間中に建設業については調べ尽くしていたつもりなので、
今更何か目新しいこともあるまいと
たかを括っていた部分が少なからずありますが、
百聞は一見にしかずとはよく言ったものです。
棚田建材で働く中で、実際に自分の目で見たり
耳で聞いたりすると毎回が発見の連続でした。
そもそも私は大阪梅田の阪神百貨店で
販売員として長くアルバイトをしていましたので、
事務経験はほぼゼロに等しいズブの素人でした。
ですから、パソコンスキルや書類の処理などの
事務の仕事のイロハを学ぶことができたのは、
就職するにあたって非常に役に立つものとなりました。
そして、何より今後自分自身が建設業従事者になるにあたって
ためになる学びもありました。
まず、棚田建材が元請けとなった
工事に携わった際に思ったことですが、
一つの建設現場に関わる業者の数は本当に多い。
作業日報をぱっと見るだけでも、鳶工や足場工に始まり、
防水工や車輌出入りに係るガードマンなど、
列挙すればきりがないくらいに多種多様な職種の人が
集まって現場というものは構成されているのだということが
よく分かりました。
唯一心残りがあるとすれば、現場に直接携わって
それを肌で感じることができなかったことでしょうか。
また、業界のイメージとは裏腹に建設業は
繊細さが要求されるのです。
防水改修工事をするにあたっても
その箇所や寸法など、写真と数量表と呼ばれるものを
細かく照らし合わせながら施工報告をまとめていきます。
企業が適正な利益を獲得するために行うこととしては
至極当然のことではありますが、
やはり建設業のイメージからすると少々想像しにくい
部分でありましたし、ある種の感心をしたところであります。
棚田建材に身を置いた期間はごくわずかではありましたが、
言うなれば期待以上のものを得ることができました。
私の就職するゼネコンは建設業の利益構造からすると
最上流部にあたり、中流部にあたる棚田建材のような会社とは
また違った仕事内容になると思いますが、
そういった会社と協力関係を築きながら仕事をしていくという面においては、
建設業の利益構造の実態を正しく知ることができたという点で
間違いなくプラスの経験になりました。
お世話になった皆様、特にロジスティクス部の方々には
感謝の念しかありません。
ありがとうございました。
ここで得たものを生かして、春から建設業に携わる一人間として
頑張っていきたいと思います。
P.S
現状、私が就職するK社は
棚田建材とは取引関係はないようですが、
今後のご縁に期待し、ぜひ棚田建材の皆さまと
お仕事ができればと考えている所存です。
その際にはどうぞよろしくお願いします!
(棚田建材 M)