建築施工管理技士のSです。

今回ご紹介するのは、エチレン酢酸ビニル樹脂系シート防水になります。

エチレン酢酸ビニル樹脂系シート防水の強みは、工期を短縮できることや、屋内改修工事などにも最適な防水工法というところです。
シートは1層張りで、下地の含有水分による接着阻害がないことで工期短縮に繋がります。
セメントと水性系エマルションの材料にて樹脂を作るので、
臭気も殆ど発生しないため、お客様が利用中の場所でも施工が行いやすいのも利点です。

実際に内部の厨房で施工を行った写真がありますのでご紹介します。

施工前
施工後

【エチレン酢酸ビニル樹脂系シート防水の施工手順】

プライマーの塗布
役物回りの施工
立上りシートの敷設

(しわが入らないようにしっかりと転圧)

平場シートの敷設

また、施工後にモルタルなどを打設する場合、シート表面に細かな起毛がありモルタルとの相性がいいのも特徴です。コンクリート・モルタルの相性もよく、シートの密着性、水密性が高いことにより漏水につながりにくい材料になっております。密着性が高い為、防水の押え金物、防水後立上りモルタル打設時のトンボ、ラス等は不要になりメリットも多い防水工法です。

今回はエチレン酢酸ビニル樹脂系シート防水工法をご紹介致しましたが、弊社では様々な防水工法の提案が可能です。

マンション・ビルの大規模修繕から、屋上防水、外壁塗装といった比較的小規模な修繕まで、
お客様の要望に寄り添った提案をさせていただいております。
無料で建物調査・お見積いたしますのでぜひお気軽にお問い合わせください。