マンション等の大規模改修の仕事を任せていただいた際、工事のプロとして、レベルの高い仕事をするのはもちろん、お住まいの皆様との関係づくりも大切にしています。
基本中の基本となるのが、挨拶です。初めてお会いする際は、工事業者に対して不安を感じられる方もいらっしゃいますが、丁寧にご挨拶を重ねるうちに徐々に顔見知りになっていきます。するとお住まいの方からも挨拶をしてくださり、気軽に不満や疑問点を伝えてくださることが増えてきます。
ときには、建具や道路など、工事とは直接関係のない生活上のお困りごとをご相談いただくこともあります。ものによっては役所などに相談したうえで対応させていただくこともありますし、ちょっとしたことであれば、私たちでできる範囲でお手伝いさせていただくこともあります。
特に女性や高齢者の方が多いマンションの場合、男性や若者の力が必要になる場面が少なくありません。若い作業員が重い家具や荷物を代わりに運んだりすると、涙を流して喜んでいただける方もいらっしゃいます。夏場には、ジュースの差し入れをいただくこともありますね。
大規模改修工事は、規模にもよりますが工事期間は数ヶ月〜1年と長くなることが多いぶん、工事が終わったときに「来てくれてありがとう」「今日で工事終わるんやね、寂しいわー」といった言葉をいただくと、いつも感慨深い気持ちになります。
その過程で特に意識しているのは、「できるだけ早く工事を終えること」と「できるだけ生活上の不便を減らすこと」です。
たとえば、「洗濯物」がその一例です。塗装工事と防水工事を連続して行うのが、もっともスムーズなのですが、そうするとお住まいの皆様は2週間まるまる洗濯物を外に干せない状態になってしまいます。だからこそ、両工事の間は1週間空けますし、週に2回「洗濯物情報」を各戸に配布することで、今後数日間、洗濯物を外に干せるかどうかを、リアルタイムでお伝えしています。
その他、階段の塗装をする際も、「たとえエレベーターがあっても、2つある場合は必ず1つ空けておく」といったルールを徹底し、お住まいの皆様にご不便をおかけしないように心がけています。
棚田建材O