工事現場に行くと、必ずと言っていいほど、カラーコーンを見かけると思います。
非常にシンプルなつくりですが、危険を可視化し、立ち入り制限や動線管理をおこなうことで、事故を未然に防止するなど、見た目以上に重要な役割を果たしています。

カラーコーンを適切な場所に設置し、バーや表示物を備えておくことで、24時間、現場の安全管理を担ってくれます。誰が見ても立入禁止区域だと一目で分かるようにすることを大切にしています。
業界内にはコストを抑えるために、カラーコーンの設置を極力減らそうという考え方もあるのですが、私は積極的に使うべきだと考えています。
大切な資産であるマンションなどの工事を担わせていただく立場として、皆さまにご不便やご迷惑をおかけすることは、できる限り避けなければなりません。「安全と信用を、何よりも優先する」姿勢が、私たちの基本です。

「不慮の事故」ともいうように、事故は思いがけず起こるものです。そのリスクを最小限に減らすことは私たち工事に携わる者の責務だと思っているので、作業員も含め、怪我や事故なく工事を無事に終えられたときは、いつも胸を撫で下ろしています。

安全管理と無関係に思われるかもしれませんが、「整理整頓された現場の見栄え」は重要なポイントです。
カラーコーンが一直線に並び、動線がはっきりとしている現場は、「危険をきちんと想定している」ことの証明になります。それは皆さまからは直接目に触れない場所であっても、常に相手の視点に立って考えようとする意識が現場の見栄えのよさにつながり、結果として事故や怪我を未然に防ぐのだと考えます。

棚田建材O