会社の厚意に助けられた

通っていた専門学校からの紹介で入社を決めた棚田建材。もともと父が建築系の仕事をしていて、中高生の頃はよく現場で手伝っていたので、入社後もそれほど戸惑いを感じませんでした。もともと人と話すのがけっこう好きなので、職人さんや現場監督とコミュニケーションを取ることにおもしろさを感じています。

実を言うと、内定をいただいた後、バイクが全損するほどの大事故を起こしてしまったんです。僕自身も全身骨折して入院し、意識が朦朧としている状態がしばらく続きました。この事故により免許を2年間失効になってしまったので、地元に帰って新しい仕事を探そうか(※)などと考えていたとき、意思確認に来られた役員の方に「できるならやりたい」と伝えると、特例措置をとってもらえたんです。会社のルール上はダメなのですが、現在も現場には電車で通勤しています。(※ 応募資格として普通自動車免許は必須)

自分で考えてやる方が楽しい

今、職人さんや材料の手配を行う常駐管理の仕事を担当しています。基本的には、ひとりで担当させてもらっていることが、僕としては気楽だと感じますね。自分が起点となって指示を出すなど、物事を動かせるポジションにいるおもしろさもあるし、何より追い込まれた方が成長できる実感がある。やっぱり、人にあれこれ言われてやるより、自分で考えてやる方が楽しいですよね。まだそんなに、厳しい状況に直面していないからそう言えるのかもしれませんが・・・。

どんなに小さくとも、やらなければいけないことは後回しにしない

とはいえ、今はまだ先輩や上司に管理されている状態なので、ある程度ひとつの工事、現場を自分ひとりでやり遂げられるようになりたいです。いま与えられている仕事を完璧にこなせたら、次の段階に進ませてもらえると思うので、目の前の仕事をミスなくこなすことに集中しています。先輩たちがそうしているように、「どんなに小さくとも、やらなければいけないことは後回しにしない」と自分を戒めているんです。

プライベートは何をしている?

道具を使うスポーツ全般が好きで、野球やバスケの他、BMX、スケートボードの経験があります。休みの日や平日の夜は、同僚とスケートボードをすることもあります。