現地調査

お客様より建物の改修工事のご相談や
雨漏りの調査などさまざまなご依頼を受けて
ご提案、調査を行っています。
その中で雨漏りの調査は何度行っても、とても神経を使います。
現地に行って見て雨漏りの状況を確認し、原因を考察。
現状と照らし合わせて最善の補修方法をご提案し、
それに対してお見積りを作成します。

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手順としては、雨漏りの場合、どのような状況で雨漏りしているのか、
まず聞き取りを行います。
小雨程度でも雨漏りする場合、3・4日間の連続の降雨の場合、
台風のような風を伴う場合など様々です。
雨の量も天井がにじむ程度なのか、5分に1滴天井より落ちてくる場合、
バケツを2・3個で受けているような場合やまさに様々です。

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小雨程度での漏水の場合は、根本的な場所(防水層の破断等)を想像し、
長雨の場合はどこか防水層などで水が溜まり、
ある一定量を超えるとダムからあふれ出る様なイメージをしたりします。
量が多い場合は、どこかで水を受けて
防水層に水を入れる口があるような場所
(防水層の端部・水溜り部分の防水層の破断)が
無いかなどを探すことを考えます。
また、風が伴う時の場合は、
外壁や側面をいつも以上に疑うようにします。

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次にお聞きした内容を参考にして、
漏水場所の建物全体からの位置関係を確認します。
漏水箇所が窓の周りや壁の場合は、サッシ廻りのシーリング材の劣化や
破断・外壁面のひび割れの有無などです。
天井などの場合、上部が屋上なのか部屋などの建物内部なのかを確認します。

屋上の場合は、現状の防水に不具合箇所は無いかどうか、
どの程度防水層が経年劣化しているかなどを確認。
上部が建物内部の場合は、当然、1階上の部屋の漏水の有無の確認、
外壁の状況等を確認します。

当たり前と言えばそうなのですが、水は上から下へ流れます。
以前にもこのような事がありました。
外壁を修繕しても漏水が止まらないと相談を受けて現地確認し、
ヒヤリングをしてわかったことが、
漏水箇所の上部のコンクリートの打継の目地より異常なほど、
水が出てきたという点です。通常はあり得ないことです。

上階の部屋が気になり確認に行くと上階の玄関周りの
タイルがその家だけ湿気があり、水が出てきたような跡もありました。
水道の設備の異常や熱帯魚の大型水槽の水を零したのではないかと
推測し入居者様に確認することをお勧めしました。
後日、連絡が入り、上階の結露が原因だということが
分かった次第です。

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上記は稀なケースではありますが、
雨漏りだけはいろいろな可能性を考えるようにしています。
原因が一つとも限らず、複数の要因からの場合もよくあります。

20年近くこの仕事をしている私の経験談になりますが、
雨漏りを完全に止めるのは非常に難しい。
『100%原因はここです』とは、なかなか言えません。
一度の作業で漏水が止まれば大変感謝いただけますが、
なかなか止まらないと、原因は
あなただと言わんばかりにお叱りを受けることも。(苦笑)

ともかく私は、可能性の高い場所から補修工事を提案するようにしています。
毎回の現地調査・確認は、まさに真剣勝負。
私のこれまでの経験を全て生かし、最善を尽くします。

最後の写真は、仕事で屋上に上がる機会が多く、
眺めの良いところだったのでパシャリ!!

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毎回真剣勝負なだけに、ちょっと一息するときもあります。(*^_^*)
ここは、もちろん漏水が止まったのを確認してからですけどね(笑)

(棚田建材 O)