防水層の寿命と改修工事


防水層の一般的な寿命は、10年~20年。 鉄筋コンクリートの建物の寿命は、60~65年程度と言われていますので、 防水層の寿命を考えると、建物のライフサイクルの中で、2~4回の防水改修が必要となります。
防水層を改修せずに放置した場合、防水機能の低下だけでなく、劣化が進行することにより防水層を全面剥がしての改修を余儀なくされるなど、防水改修にかかる費用が増大になることが考えられます。
今の防水層の状況を的確に把握すし、限界が来る前に防水改修を実施する事をお勧めいたします。
防水の種類 | 標準耐用年数 | 防水イメージ |
アスファルト防水 | 保護防水の場合 17~20年 露出防水の場合 |
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シート防水 | 13~15年 | ![]() |
ウレタン系塗膜防水 | 10~13年 | ![]() |
改質アスファルトシート防水 (トーチ工法) |
12~15年 | ![]() |

「関西防水管理事業協同組合・防水改修読本」抜粋